2022/01/05
「そろそろ本気で勉強しないと、大変なことになるわよ!」
「あなた、どうなってもいいの?」
「だったら、もう何にも言わないから…」
そう言いながら、次の瞬間からまた、「ゲームばっかりやってたら駄目じゃない!!」イライラが止まらない。
そして、そんなイライラの限界が募れば、最終手段の決め台詞、おどしの一言!
「もういい!スマホ、取り上げるから!!」
あなたは、こんな言葉をお子様に言っていませんか?
でも、こんな脅しの言葉を言ったところで、あなたの言葉は子供の耳にはまったく入っていないこと。
本当は、ご存じですよね!
そんなこと承知の上だけど、ついつい言ってしまうのですよね。
だって、そう言うしかないですから。
だったら、この「しんどい」「イライラ」「辛い」はずっと続くのでしょうか?
いいえ、そんなことありません。
実は、子育てが楽しいと思える秘訣があるのです。
とても簡単です。
それは、「あなた自身が自分の子供を信じること」です!
これ、本当なんです!
たったそれだけで、子育てはしんどい、不安、できない、疲れたという思いから、「子育て楽しい!」になれるのです。
そうすれば、あなたのお子様はしっかり勉強するようになります。
やりたいことに気づき、しっかりと進路をとらえることもできるようになるのです。
私は、自分の子供を『信じること』で奇跡の体験をしました。
あなたがもし、「子育てのしんどさやイライラ、辛さをなんとかしたい!」そんな思いをお持ちでしたら、ぜひこのまま、読み進めてください。
実はあなたの想い通りになっている
あなたは、自分のお子様を心から信じて接しておられますか?
例えば、
「うちの子は、〇〇ができないから心配」
「うちの子は、〇〇が遅いからダメだ」
「うちの子は、〇〇だからどうせムリ」
そんなお気持ちでお子様と接しておられませんか?
そうすると、どうなるか…?
「私は、〇〇だから不安」
「私は、〇〇だからダメだ」
「私は、〇〇だからムリなんだ」
そうなっていかれるのですね。
なぜなら、親子は強い波動で結ばれているからです。
お母さんの想いは必ずお子様に伝わるのです。
「友達と仲良く学校生活を楽しんでほしい!」
そう望んでいるはずなのに、心の奥では、「いじめにあったらどうしよう…」お子様がいじめられることを考えている。
「何でもいいから、得意なことや興味のあることを伸ばしてくれたらいい!」それなのに、何をやらせても飛びぬけてできることもないし何をやってもダメな子供だと思っている。
つまり、「こうなってほしい」という理想とは真逆の想いで、自分の子供と接しておられるお母さんが多いのです。
そうすると、どうなるか?
そうなるのです!
つまり、あなたの想い通りになっているのです。
あなたが信じている「お子様への不安や心配」がそのまま現実になっているのですね。
子供が奇跡の合格を果たした私の体験談
だったら、どうすればいいでしょうか?
答えは簡単です!
今、この瞬間からあなたは、「私の子供は可能性に満ち溢れ、どんなこともできるんだ!!」そう信じるだけでいいのです。
それだけで、お子様は劇的に変化されるのです!
「自分の子供を信じればいい」
なぜ、そう言えるのか?
それは、私自身が子供を心から信じることで奇跡とも言える体験をしたからです。
以前の私は、子供の教育にはあまり興味を持っていませんでした。
「どこか高校に行ってくれたらそれでいいし、もし、勉強が嫌いなら、何か専門的な学校でもいい」
「ただし、費用的なことから私立ではなく、公立高校のどこかに合格してくれたら…」
漠然とそう思っていたのです。
当時の私のお金事情からして、私立の高校に通わせるのは厳しかったのです。
それなのに、です。
2020年の7月、1学期の終わりの三者懇談の際、担任の先生からこう言われたのです。
「この成績では、公立の志望校は変えたほうがいいですね。相当無理です。ワンランク下げないと落ちます」
きっぱりと言われ、私は動揺しました。
公立高校に行ってほしい私は、「それなら、公立の〇〇校にしたほうがいいよ」思わず言いました。
そうしたら、私の子供は、「いやいや、今から頑張るから、大丈夫だから」理由もない謎の自信。
「受験を甘く見すぎ!落ちたら私立になるし…」
悶々としていた矢先、子供から一言、
「そうだ!塾に行かせて!そしたら、絶対大丈夫だから」
正直、「えっ?塾に通う?」
今まで塾になんて通わせたこともなくて、戸惑いました。
調べてみると、通塾の費用も思っていた以上にかかるので、何とか子供に諦めさせようとしました。
でも、何を言っても子供は「塾に行って志望校に合格する!」の一点張りです。
そこで、私の心の中の何かが変わりました。
「よし!私の子供を信じよう!」
子供がそこまで言うなら、私も覚悟を決めたのです。
「私の子供を私が信じないで誰が信じるの?」
「たとえ先生に何と言われようが、わずかな可能性を信じてみよう!!」
そんな想いがフツフツと湧いてきて、思い切って塾に通わせることにしたのです。
そうすると、不思議なことが起きました。
私のその想いに見えない力の後押しが働いたのか、入塾初期費用の数十万円が思わぬところから入ってきたのです!
これには、本当に驚きました。
「子育てってしんどいし、思い通りにならないからイライラする」
「この辛い想いはいつまで続くの?」そう思っていたら、こんなことは起きなかったと思うのです。
それから、子供はほぼ毎日、朝から夜まで塾で受験勉強です。
だけど…思うようにはいきませんでした。
すでに9月下旬になっても、子供の成績はいっこうに上がらなかったのです。
塾で行われた11月の模試でも、80名近いその学校を目指す生徒の中で、なんと最下位でした。
「いくら何でも最下位って…」
ショックでした。
この塾内でさえ最下位ということは、志望校合格は絶望的に思えました。
信じる覚悟は決めたものの、目の前に突き付けられた最下位の数字に打ちのめされていました。
志望校は県内でもトップクラスで、憧れだけで行ける学校ではありません。
「これで落ちたら、どこの学校になっても再募集があるところに入ってもらうしかないな」
一瞬、弱気になっている自分がいました。
しかし、それでも私は子供を信じるという選択をしました。
受験に失敗して、悲しむ子供を心配する…そんな母親をやめたのです。
「子供の可能性を信じて、合格しても不合格でも、子供にとっては人生の経験であり、学びなんだ。だから、子供が進みたい道を尊重して、子供を信じてみよう!」
そんな母親になると強く思い直したのです。
「きっと大丈夫!精一杯やれば、どの道であろうとうまくいく!」そう願うことが私にできる応援なんだと言い聞かせました。
だから、子供の姿を見るたびに、
「きっと、大丈夫!うまくいく!」
どんな時も、呪文のように唱え続けました。
その後、冬期講習を経て、1月に行われた最後の模試でビックリすることが起きました。
なんと80名中12位の好成績でした。
「ほんの2ヶ月前は最下位だったのに…」
これには本当に驚きました。
最下位からの12位という順位に私の胸は高鳴りました。
いよいよ、願書の提出。
競争率が発表されました。
例年にない異例の高い競争率で、たくさんの人が落ちることがわかりました。
その時、子供がボソッと言いました。
「ちょっと無理かもしれない、志望校を変更しようか…?」
もちろん、私は、
「私はあなたの可能性を信じている。だから、変えなくていい」
「落ちても受かっても、それがあなたに必要な道だから」
「あれだけ行きたかった学校なんだから、諦めることは全然ないよ」そうはっきりと言えたのです。
少し前の、自分なら、「あー、やっと気づいたんだあ。遅すぎ…」と思っていたはずです。
でも、子供の可能性を信じ切ると決めていた私は、迷いなく押し切ったのです。
そうしたら、子供も吹っ切れたみたいで、笑顔が戻りました。
そこからは、毎日、穏やかで安心できる言葉がけに徹しました。
「きっと、大丈夫!うまくいく!」
いつものように唱え続けていました。
そう、「子供を信じる母親」になり切れたのです。
そして、合格発表の日がやってきました。
その日は自宅にいたのですが、私は仕事部屋にいました。
あれは11時頃だったと思います。
リビングから子供の叫び声が聞こえてきたのです。
慌ててリビングの子供のところへ向かいました。
子供は大泣きしていました。
「どうしたの?」
すると、子供が目に一杯の涙を浮かべて、パソコンの画面を指差してこう言ったのです。
「私、合格した!」
その画面には、子供の合格番号が掲載されていました。
「私、本当に合格したよね?これって夢?夢なの?お母さん!」
私ももう一度、合格番号を確かめました。
「ちゃんと合格してるよ。大丈夫!夢じゃないよ」
そう言って、私は子供を抱きしめました。
そして、ふたりで泣きました。
3ヵ月前、最下位だったにもかかわらず、私の子供は見事合格を果たしたのです。
しかも、合格者と不合格者の点数の差がわずか数点。
当日の本人の体調やメンタルが大きく影響するような受験でした。
「きっと、大丈夫!うまくいく!」
その言葉が当日の子供の力になったと思うのですが、それだけではありません。
実は、試験前日に塾で解いた問題が、そのまま出題されたようです。
まさに奇跡の合格としか思えない出来事でした。
子供が自分の中に宿るすべての可能性を信じたこと。
そして、その子供の姿を見て私自身が子供を信じることに意識を集中した。
そのことが、子供に大きな安心を与えることができ、「ふたりの力で見えない世界までも動かしたに違いない!」そう思える奇跡の体験でした。
子供を信じる=母親である自分を信じる
「たまたまうまくいっただけでしょ?」
そう思われたあなた、ぜひ、今からやってみてください!
子供の可能性を信じることをやってみてください!
ここで注意していただきたいことは、あなたの理想を子供に押しつけるための可能性は信じてもうまくいかないということです。
つまり、子供の意に反することは、いくらお母さんがその可能性を信じてもそうならないということです!
例えば、勉強が嫌いでどうしようもないのに、進学校に進んでくれると信じる。
お子様が設計士になりたいのに、医者になってくれる可能性を信じてもうまくいかない。
子供にはその子供なりの世界があり、いくら親であってもその領域に入って信じたところでうまくいかないのです。
「歌手になりたい!」
「プロ野球選手になりたい!」
「お寿司屋さんになりたい!」
「お金持ちになりたい!」
「世界を飛び回りたい!」
たくさんの子供たちの「声」があります。
どうぞ、あなたのお子様の「声」を大切にしてください。
その「声」には、お子様の本心が宿っているからです。
たとえ、長続きしなくてもいいじゃないですか!
それも体験です。
「自分の子供を心から信じる」
あらゆる可能性を秘めたあなたの子供の想いを信じるということは、どういうことか?
実は、あなた自身を信じるということです。
その子の力を信じることができる母親の自分を信じるということなのです。
その時、ふたりの間に起きていることがあります。
それは、「母親と子供の波動共鳴」です。
つまり、親と子供の間に不可能を可能にする大きなエネルギーが生まれるのです!
あなたがあなたのお子様の豊かな未来を信じさえすれば、それは現実になるのです!
最後に
「子育てがうまくいかない」
「こんなに頑張っているのに」
「もうしんどい。イライラする。辛い」
もしかしたら、「自分の思い通りにすること=子育てがうまい」と、思っておられませんか?
特に母親は、自分の体から生れ出た我が子を自分の分身のように思いがちです。
でも、お子様にはお子様の今世の使命がありお母さまとは別の人生が用意されているのです。
そんな子供の人生そのものを、母親であるあなたが心から信じることです。
そして、子供を心から信じている自分自身を信じ続ける。
そうすれば、子育てのしんどい思いも「子育て楽しい!」になっていきます。
一生に一度しか経験できない子育て、ぜひ、楽しんでください。
私ももっともっと楽しみます!
最後まで読んでくださりありがとうございました。